サイズ：高さ8.5cm 直径12.9cm
時代：大正〜昭和

☆雲錦は通常桜と紅葉、というお決まりのモチーフがありますが、雲錦蒔絵という言葉には別の「漆で文様を描き、乾かないうちに金銀などの金属粉を蒔きつけて文様を表す」という意味もある様です。というわけでよ〜く目を凝らしても桜は見当たりません。
でもこの紅葉の蒔絵がと〜っても美しいのです。
蓋を閉めるとシンプルな黒塗椀ですが、それだけに開けた時の感動は大きいし、秋晴れの清々しい気分になれそうです。1年を通して楽しめないのは残念ですが、四季を楽しむのが得意な日本人としての使い方を是非お楽しみください。