サイズ：高さ20.5cm　　直径30cm
時代：明治〜大正

☆皆様ご存知、「兎と亀」はイソップ物語（伊曾保物語）の中のお話の一つ。実はイソップ物語は安土桃山時代に入ってきており、江戸時代からまるで日本の童話のように語り伝えられてきたものもあるそうです。ただ、「兎と亀」は明治に入って初めて翻訳されたとあります。寝ている間に努力家の亀に先を越されてしまうという「油断大敵」を謳ったこのモチーフがこんな蒔絵になってお目にかかれるとは！
裏底に五対と記載されているので全部で十個あったようです。
この蒔絵のいたずらっぽい兎の表情から、競争しようよ！と挑発している風景なのでしょうか。ちょっと珍しい蒔絵の桐火鉢、お手元でお楽しみください。
もちろんプランターにしても素敵ですよ🎵