サイズ：高さ23.3cm 幅38.5cm 奥行26cm
時代：明治時代

☆螺鈿入りの蒔絵と漆黒の艶が美しい脚付の重箱。大振りの箱ですが、調度品を収納するには小さいし、単なる重箱として使うには大きすぎるサイズ。おそらくお寺などで大人数の菓子等を入れるための箱ではなかったかと思われます。
大切な道具として使い、傷んだところは然るべきところで修復され長いこと愛されてきたものなのでしょう。螺鈿蒔絵の状態は秀逸でセンスの良さが感じられるものの、漆で修復された跡もあります。
使用には問題ありませんが、飾って楽しめる美しい重箱です。
とっておきの場所に置いてあげてください。

☆蓋の縁や脚の部分に塗り直した修復跡があります。マークした箇所以外にも若干の使用キズや擦れ等が少々ございますので画像にてご確認ください。
※現代の工業製品ではありません。手作りされた漆器の味わいをお楽しみくださいませ。

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